私を惑わすローレル精油
もともと、どちらかというと好きな精油「ローレル」ですが
チェコのBotanicusで出会ったローレル精油が、今まで嗅いだことがないほどに良い香りすぎて心を惑わす香りだったこと。それが今回Botanicus精油をご紹介したいという熱意のきっかけです。
ベイリーフとローレル、名前が私を惑わせる
ローレル精油って、メーカーによって「ローリエ」とか「ベイリーフ」とか記載されているものもあり、それは同じものの別名と捉えてよさそうなレベル。
でもでも・・・
ローレルはいわゆる月桂樹であり、ローリエと呼ばれたりもします。(これはフランス読みか英語読みかっていうくらいの違いかなと思われます)まずは、ローレルとローリエと月桂樹は同じものと捉えてオッケー。
そして、ベイリーフとはローレルの別名として呼ばれることも多いですが、シナモンリーフのことをベイリーフと呼ぶこともあるというではありませんか!特にインド産のシナモンリーフをベイリーフと呼ぶこともあるようで・・・。
ということは、ベイリーフって呼ばれているものに関しては、ローレルの可能性が高いけど、もしかしたらシナモンリーフかもしれない・・・ということになりますよね。
実はBotanicusの精油の英語での一覧をいただいた時に、ローレルの記載はなくベイリーフという記載でした。
きっと、めんどくさい人だ・・と思われたかもしれません笑、、が、はっきりさせておきたくて。
このベイリーフはローレルのことですか?と確認をしてもらいました笑。ローレルですというお返事をいただき、ほっと一息!
届いた精油に記載の学名は
Laurel nobilis L.
です。いわゆるローレル精油!抽出部位はleafですので葉っぱです。
ちなみに、「精油の安全性ガイド」のローレルリーフのページには、別名欄に「ベイリーフ、ベイローレル、スイートベイ」との記載があります。精油業界では、普通にローレルとベイリーフは同じものという認識で良いのかな、と思いました。
香りが私を惑わせる
Botanicus精油はパッケージとボトルのラベルに、情報が記載されています。
成分は大まかではありますが、主成分のみ記載があり
このローレル精油の成分のところには、リナロール、オイゲノール、などが書かれています!
そう、お気づきかと思いますが、1,8シネオールではなくリナロールがメイン???
このローレルが私を魅了したのは「リナロール」が原因かもしれません。
普段、ローレルがあまり好きじゃないとおっしゃってる生徒さんも、いい香りだと言っていたのもまたリナロールの仕業かもしれません。
というわけで、このBotanicusのローレルは、名前も成分も、私を惑わせてくれたのですが、おかげで色々と調べるきっかけにもなりました。
ローレル精油は、アレルギー体質の場合には皮膚に炎症を起こす場合があります。ローレル精油に限らず、精油を体に使用する場合には必ず植物油などの基材で希釈をすること、そして使用の際にはパッチテストを行うようにしましょう!
そんなこんな、チェコのブランド、Botanicus精油のローレルエピソードでした。ローレル精油は人気のため、あっという間に品切れになっておりますが、香りはアロマバンビーノ でお試しいただけます!
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