2022-07-02

動植物のコミュニケーション術とアロマ

私の住む長野県は野鳥の宝庫。

戸隠では、窓の外に鳥たちの鳴き声がよく聞こえています。

先日、そんな鳥たちが実は鳴き声をつかっていろんなコミュニケーションをとっていることがわかってきた!という番組を偶然、観ることができました。

四十雀、五十雀、小雀、といった種類の鳥たちが登場していたのですが、それぞれの種ごとに、鳴き方でやりとりをするだけでなく、蛇や鷹といった天敵が来たときに知らせる鳴き声については、違う種であってもお互いの言語での警告を理解しているそうです。

例えば、蛇がいる!!なんていうときの鳴き方を、四十雀の言語で知らせたとしても、ちゃんと五十雀も小雀も理解し、急いで避難をすることができるというのです!

それで、さらに面白いのは、体が一番小さな小雀はどうしても餌場では控えめで、なかなか餌にありつけず、おこぼれを頂戴するしかない状況。

そこで、それを打破するために、なんと、「鷹がきたぞ!!」という鳴き声を出して嘘をつき、大きな鳥たちが避難するのをまって、誰もいなくなった餌場でゆっくりと食事をするのです。

鳥が嘘をつくだなんて、すごいですよね笑。

今まで、こういった動物のコミュニケーションについてはわからないことだらけだったり、そもそもただ人間側が勝手な解釈をしていたりということもあっがと思いますが、どんどん研究が進み、いろんなことがわかっているようです。

今回の鳥については、「声」をつかったコミュニケーションの話でしたが、例えば「アリ」の場合だと「におい」を生きていく手がかりにしています。

アリには「鼻」はないけれど、「触角」をつかって食べ物の匂いを察知したり、仲間が分泌したお知らせの匂いを嗅ぎ分けて餌にたどり着いたり、というように生きる術として嗅覚をつかっています。

動物だけではなく、植物も同じ

植物の場合は、危険が迫っても、その場から逃げたり動いたりはできないけど、虫を欺くような工夫をしたり、「匂い」を発することで、生きる術を手に入れています。

それを利用させてもらっているのが、まさしく「アロマテラピー」。

植物が生き延びるための知恵として生み出している「精油」を、私たちも生活の様々な場面で活用しています。

私た人間は一番脳が発達していますし、学習したり考えたりできる動物ですが、それゆえに、「動物のもつ生きるための術」について感じたり使ったりする機会が少なくなっているのかな??なんて思ったりもしました。

もっと五感を使ってみよう

私たちが頼ってしまいがちなのは「視覚」かもしれませんが、他の五感、とくにあまり意識しないで過ごしていることが多そうな「嗅覚」を、もっともっと感じてみませんか。

嗅覚は五感の中でも「本能」に一番ダイレクトに届く感覚です。私たち人間も「哺乳動物」であり自然の中の一部。

どうしても理性ばかり使ってしまうことが多いですが、嗅覚を使うことで、本能をもっともっと生かしていくことにもなるんじゃないかなって思います。

アロマは特別だけど特別じゃない

アロマを使うって、ちょっと特別な時間だったり、特別な気持ちになるために使うこともあると思います。でも、匂いを嗅ぐことは、日常においてとても重要なこと。

アロマバンビーノ では、香り・嗅覚を使った「特別な時間」をお過ごしいただきたいけれど、香り・嗅覚が「日常になること」を目指したいと思っています。

「嗅覚を手掛かりに自分を知る」それが「嗅覚反応分析IMチェック」という手法です。

まずは、嗅覚をつかって自分を知るというきっかけを体験しませんか。

自分自身の「嗅覚」が、ちゃーんと自分の本能からの答えを引き出してくれます。

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