2022-08-13

汗で肌が荒れる時のアロマは?

毎日暑い日が続きますが、スポーツ後の汗のように気持ちよく流れる汗ではなく、ジト〜ってなっちゃう汗って、お肌が痒くなったり荒れたり・・なんていうトラブルの原因になる場合もありますよね。

うちの子どもは、アトピーがあるので、暑さで汗疹ができやすかったり、汗をかくことで肌がピリピリと痛かったり痒かったりと、ものすごく不快感があるようです。

そこに湿度も加わると、余計に肌の不快感が・・・イライラにも繋がります。

アロマといっても精油だけじゃないよ

アロマでケアをする、と聞くと、精油を思い浮かべることが多いかもしれませんが今回は「ハーブウォーター」芳香蒸留水、ハイドロゾル、フローラルウォーターなどと呼ばれるものについて書きたいと思います。

名前がいろいろあるので、今回は芳香蒸留水という書き方にしますね!

芳香蒸留水は、その名の通り植物を蒸留したときに得られる水。

有名なのは、ローズウォーター!

ローズは精油を抽出するには膨大な量のお花が必要ですが、ローズウォーターは、もっと手軽に得ることができます。そして、なんと、精油には含まれない、水に溶けやすい成分が含まれているのも特徴。

もちろん、ローズだけでなく、ラベンダーやペパーミントなど水蒸気蒸留で精油を抽出するときには、セットで芳香蒸留水も採取できます。

精油は、水とまざりにくい成分が浮かび上がった部分ですが、芳香蒸留水は、水に成分が溶け込んでいます。そして、その含まれる成分は、ほんのわずか。わずかだからと、侮るなかれ!

少量の成分は、とても優しく穏やかに働いてくれるのです!

皮膚にある菌をやっつけてくれる成分

黄色ブドウ球菌は、塩に対しての耐性があるため、汗をかいた後に繁殖しやすくアトピーの悪化にもつながると言われています。

ローズウォーターを使った抗菌実験によると、この黄色ブドウ球菌を減少させたという結果があります。

また、ドクダミウォーターに含まれているカプリン酸にも、抗菌作用が期待できる報告があります。

ドクダミウォーターを使ってみた

そこで、我が家の子どもに、試してみました。

その日はとても暑くて、暑いのに、ラーメン屋さんに行ったので笑、もう汗まみれ!背中も首もかゆい〜ってなってきたので、ドクダミウォーターをそこら中にスプレーしてみました。

そのあと、エアコンの部屋にいたので、汗がおさまったというのもありますが、ぜんぜん、痒いとか汗がどうのって言わないので、「様子どう??」って聞いてみたら、「あ、すっかり忘れてた、そういえばなんともない!」とのこと!!

自然のものって、そうなんですよね、、劇的に効いた!!とかそういうことではなくて、そういえば不快がなくなっている、とか、そんなふうな穏やかな変化を感じることが多いです。

日常のケアとしては、本当に役立つアイテム。

ちなみに、ドクダミの香りか?という心配があるかと思いますが、大丈夫。

やさしい穏やかな香りです。

ご自身で蒸留してみる場合には、乾燥させてから蒸留するのがポイントです。

私は以前、生のまま蒸留をしてしまい、大急ぎでストップさせて換気!!という大事件になりました笑。

乾燥させることで、独特の匂いはなくなりますよ♪

ドクダミが抵抗あるようでしたら、ローズウォーターもおすすめです。

おだやかな作用のハーブウォーターですが、お肌の状態や体質によって個人差がありますので、かならず少量をためしてみて、お肌にあうかどうかご確認くださいね。

知ることで、QOL向上

どんなことでも、知識がある、ってとても大事。

知っているだけで、そこら中に生えているドクダミがいきなり救世主のように見えてきます笑。

アロマを活用したいって場合にも、ちょっとしたコツや知識があるだけで、効率よく安全に活用することができますし、

そもそも、アロマって癒しだけじゃなくケアに活かせるってことを知っているかどうか、というのも、日常生活での快適さに、大きな差がつくと思います。

アロマは、実際に香りを嗅いだり、使ったりすることが、使いこなしていくには近道です!

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