ホーウッドの正体!
ローズウッドがワシントン条約により輸出入に規制がかかっていて、アロマ業界でも精油が手に入りにくい状態が続いています。
アロマバンビーノの清水しおりです。
ローズウッドは、とっても品のあるやさしい香りで、私も好きな精油の一つです。
木材としては、ギターや木管楽器などにも使われるそうで、アロマ業界だけでなく楽器業界にも影響が続いているようです。
ギターに使われるローズウッドはマメ科のもので、精油の材料になるものはクスノキ科です。ローズウッドと呼ばれる種類の木はいくつかあるようですが、どれも貴重になっているようです。
そこで注目されているのが「ホーウッド精油」
関連記事はこちら→ホーウッドはアロマ界の「コロッケ」?!★
成分を比較してみると
ローズウッド
Aniba rosaeodora
クスノキ科
リナロール 80~95%
ホーウッド
Cinnamomum camphora CT Linalool
クスノキ科
リナロール 90~99%
どちらも、ほとんどがモノテルペンアルコール類の「リナロール」です。
先月参加した長島先生の精油のセミナーでは
芳樟Cinnamomum camphoraの精油(リナロール99%)と
リナロールだけを抽出した合成の成分とを嗅ぎ比べさせていただきましたが、
おなじリナロールなはずなのに違う印象の香りがしました。
調香師は合成の香りと精油の香りがわかるそうです。
奥が深い!
話が少しそれましたが
成分が似ているということは、香りも似ているということですから、ローズウッド精油の代わりとしてホーウッド精油が注目されるのも納得ですね♪
ホーウッド精油も上品ないい香りです。
で、ですね。
ホーウッド精油のボトルをみていて初めて気づいたのですが。
ええ?ラヴィンツァラと学名が同じ!!
今頃気づいたのですけど笑
ホーウッド精油とラヴィンツァラ精油はケモタイプです!!
芳樟も同じ学名で、さらにリナロールがほとんどということは芳樟はホーウッドということですよね。
ケモタイプとは、同じ学名の同じ植物であっても生育環境や気候などによって、異なる成分を含むものになることです。
Cinnamomum camphora CT Linalool
Cinnamomum camphora CT Cineole
リナロールを多く含むのはホーウッドで1,8シネオールを多く含むものはラヴィンツァラ
ホーウッドは、ちょっぴり引っ込み思案な方や、表情に出にくいクールなタイプにピッタリな精油。
ラヴィンツァラは、なかなか行動に移せないタイプや頼まれごとを断れない方にピッタリな精油。
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嗅覚反応分析とは香りの好みで、自分の状態をセルフチェックしその状態にあったより良い選択をすることです。
ホーウッド精油が好きな方は、ワクワクした学びが必要ですね♪♪