2019-12-29

いい香りで、正露〇

おなかが痛いってときには正露〇が定番でしょうか。

最近は、あの独特のにおいがしないようなものもありますよね。

子どものころ、真っ黒の異臭を放つ丸、家の救急箱がもうその匂いそのものだった気がします笑。

先日、実家で久々に、その正露〇にでくわしました!

で、ちょいと正露〇っていったい何で出来てるの??と、妙に気になり、調べてみました。

ブナの木を乾留したものを、蒸留して作る「木クレオソート」というものが主成分だそうです。

「乾留」ってなんだろう??

蒸し焼きのように加熱するようで、石炭からアンモニアやタールを得るときなどに行うのが乾留ということだそう。

あまりイメージできませんが笑。

ブナの木を蒸留したんじゃだめなのかな??

そういえば、ブナの木って、木のディフューザーに使われてるのはよく目にしますが、精油ってみたことがないです。あるのかな??

この、木クレオソートというのは、ブナやマツなどを炭化するときに得られる「木タール」を蒸留して生成される液体だそうで、約8割がフェノールだそう。

なんかややこしくなってきましたが、

「木クレオソート」が、フェノール8割ってことは、フェノール類を多く含む精油であれば、正露〇代わりを期待できそう!?

精油ではクローブ精油や、オレガノ精油、シナモン精油(葉)などに含まれているチモール・カルバクロール・オイゲノールが、フェノール類。

いずれも皮膚刺激など注意が必要な成分ですが、抗菌作用に優れています。

とくに、オレガノ精油は天然の抗生剤といわれることもあるほど。

ということで、正露〇のようなアロマはどれか?っていうと、それはオレガノ精油かな?

(※精油はお薬ではありません、また、飲用しないでください。精油の使い方はレッスンでお尋ねくださいね)

 

性格でいうならば、ノリでは動かない人、引っ込み思案な人などが、正露〇に効果を感じる可能性が高いと予測、オレガノ精油も手元にあると活用場面が多くなるでしょう。

嗅覚反応分析を学ぶことで、様々なことが自分にとって必要かどうかを選択する指針になります。

私のように、なんで?なんで?という人には、面白くて仕方がない学問(笑)。

そして、面白くて、人の役に立つ、一石二鳥のツールです。

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