嗅覚研究の第一人者、東原先生のお話
今年は、なかなかインプットをする時間が取れていなかったのですが、そんな中でとても楽しみに参加してきたセミナー、それは
東京大学の東原和成先生の味覚と嗅覚のお話!
少し前にご紹介した小説「香君」のあとがきの中にも、東原先生のお名前を見つけて興奮していたのですが、「嗅覚の研究」の第一人者で有名な先生です。
胎児のときから香りの記憶は始まっている
先生のお話の中で、登場したのが、実は胎児の頃からお母さんを通して香りの記憶がされているという結果があるというのが、印象的でした。
妊娠中に食べるものや体に取り入れるものは、お腹の赤ちゃんにも影響があるってことはよく耳にしますが、香りについても記憶に残っているというのはちょっと驚き。
妊婦時代の過ごし方、クラシック音楽聞くといいよ〜とかいいますが、自然の中でいろんな香りを嗅いだり、ハーブの香りなどを楽しむのも、ママ自身のためだけでなく、ベビーにも良さそうですね。
ワインの香りの表現ってなんであんなんなの笑?
今回参加したセミナーは、少人数で、先生オススメのワインを味わいながら、そして、手作りオードブルにキッチン蒸留で抽出されたアートゥルウォーター(芳香蒸留水)をかけて味わったりなど、味覚と嗅覚を存分に使いながらの、特別な時間でした♪
以前から、気になっていた、「ソムリエの人がよく言っている、ワインの香りの表現って、なんであんなんなの??」という私の疑問も、なるほど!と解決。
ワインだけじゃなく、アロマのレッスンの中でも、香りの表現って本当にムズカシイ。
そう。香りを表現する言葉って、実はとても限られていて、ほとんどは「何か別のものに喩えて表現するしかない」っていうことになるとのこと。
そういうわけで、どうしても主観的な評価になりがちな香り。
また、遺伝によってある種の香りが感じられない、なんていうこともあるそうです。
新しい発見がまだまだある嗅覚の分野
視覚や聴覚に比べて、最近になってやっと分かったことも多い嗅覚の分野。
まだまだ、新しい研究や、技術などが期待できるジャンルです。
アロマが心と体に働きかけるというのも、改めてとても不思議。そんな香りを味方につけて、自分自身の毎日も充実させていきたいな〜と思いました。
最後は、勇気を出してツーショットをお願いしちゃいましたよ笑。
記念に載せておきます(*^^*)
本当に、きさくで優しい先生でした!今から必死で勉強したところで、東京大学の先生の研究室になんてとても入れないけど笑、こんな教授のもとで研究ができる学生さんが、羨ましいなあ〜。
今回のセミナーで、とても面白い体験もしましたので、そちらはまたレッスンの中でもシェアしていきたいと思います♪
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